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2010/01/23

つぶ貝の毒

魚を扱うのと同じくらい、食べるのは最高に好きなわたしですが、

過去に二回、魚貝であたっています。

(不愉快な話ですが、気をつけてほしくて、書かせてもらいますね。)

一つ目は、生牡蠣。

とにかくおいしくて、はじめて頂いた時からたくさんつるつると食べ、

その後、汚い話で申し訳ありません、とても激しく夜通し嘔吐していました。

3回食べて3回とも、です。

1度目と2度目はスペインレストランと、アラスカの魚のレストラン。

いつも白ワインと一緒だったので、てっきり飲みすぎと思いきや、

3回目の魚料理屋さんでは飲まなかったのに、またも一晩中苦しみ

それで初めてはた、と気づきました。

かきの消化酵素が、足りないのかも・・・?と。

遅いですよね。

それ以来、かきは生食していません。

そして二つ目は、しこいわし。

さばいてあるお刺身を頂き、それも本当においしくて、

残してはいけないと全て食べ、

夜中にびっくりするほど、からだ中にぼこぼこっと大きな蕁麻疹が出ました。

食べ過ぎたのか、疲れていたのか、いたんでいるものがあったのかはわかりませんが、

翌日は歩くと10メートルごとに吐き気が襲い、病院に行くのも一苦労でした。

しこいわしは、かきと違い、今までずっと食べていて大丈夫でしたので、

たまたまあたった、と判断し、今もたくさん頂いています。

そして、とてもおいしいつぶ貝も、

そこまで強い症状はないものの、実は毒があります。

軽くゆでるか、殻(模様の縦じまと横じまの交差するあたり)にアイスピックで穴を開けて

くるりと取り出し、

内臓を取って縦割りすると、中央付近にあぶらのような白いもろもろしたものがあります。

これが唾液腺で、取ったほうが安心です。

けれど、小さい頃から殻ごと煮たつぶ貝を楊枝でくるくると食べていて

一度もおかしくなったことはないので、

最近、釣魚料理の本で知ってへぇ~と驚きました。

映画の、武士の一分で

主人公が失明する毒がこれに当たるそうで

めまいなど視覚にくるようです。

もっとも、実はそれほど強いものではないらしいので、

あまり神経質にならずに、おいしい旬のつぶ貝をこりこり楽しみたいですね。

こわいと思って、食べ控えるのはあまりに残念。

つぶ貝は、どんな料理にも自在に持ち味を進化させる、すごい素材だと思います。

割醤油で煮ても、酒蒸しも、韓国風の和え物も。

今日は、エスカルゴ風にパセリなどのハーブ、アーモンドににんにく、ピンクペッパーの入ったバターで軽く焼きました。

P1050020

毒とこわがらなくとも、かわはぎの苦玉やかにのガ二のように

構造を知り、要らないものや、取るべきものとして処理すれば大丈夫。

刺身にするなら、塩でぬめりを取ってよく洗い、水気を取ると、

それはそれはおいしいですよ。

自分の体質に合わないものを細かく把握するためには、

あの苦しさは必要だった!と思いながら

気をつけるべきことを忘れずに、楽しんで料理したいな、と思います。

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